みなさん、こんにちは。
世界でも最も有名な観光地のひとつであるワイキキは、従来安全性で知られてきたが、最近一連の暴力事件が発生していることから、旅行者や住民の安全を懸念する声が高まってきています。
ホノルル市警(HPD)はすでに対応策として、警察官を増員するなど、警備体制を強化する意向を明らかにしています。また市議会では、2019会計年度にワイキキの犯罪対策用の予算を増大する案が上がっています。
今回の記事では、観光でハワイに行かれる人も留学・駐在といった長期滞在の人もお役に立てるよう、気をつけるべき地域や犯罪について触れていきたいと思います!
ハワイの犯罪発生状況
まず、ホノルルの犯罪発生状況を確認してみましょう。
こちら ↓ ↓ ↓
下の画像は、上記の画像をグーグル翻訳(日本語に変換)した画像です。
そして、このように赤丸チェックの部分をご覧下さい!
ホノルルで毎年報告されている犯罪についての包括的な概要が、上の表に示されています。
より明確にするために、犯罪の総数と10万人あたりの犯罪犯罪の量が示されています。
表に示されている犯罪は、2つの異なるカテゴリーに分かれています。
図の一番右の列が全米の人口10万人当たりの平均犯罪発生件数、右から二列目がハワイ州の件数、右から三列目がホノルルの件数です。右から四列目は犯罪の総件数ですが、この数字は全国平均と比べることができないので気にする必要はありません。
これらのカテゴリは、財産犯罪と暴力犯罪です。この表によると、全体の犯罪率はハワイで行われた犯罪の平均より3%高い。それは全国平均よりも20%も高いです。
暴力犯罪に関しては、ホノルル、ハワイ州はハワイ平均よりも8%高い犯罪率を示しています。犯罪率も全国平均よりも13%低い。
財産犯罪に関しては、ホノルル、ハワイはハワイの平均よりも3%高く、全国平均よりも25%高いことが示されています。
この表を見てまとめると、ホノルルでは全米平均と比べて、以下の特徴があるのがわかります!
- 全米平均より、犯罪件数は多い。
- 暴力犯罪はそこそこあるが、全米平均と比べると少ないほうである。
- 盗難・車両盗難は全米平均より多い。
つまり、生命の危険となるような犯罪は少ないものの、モノやお金を盗まれる可能性は高いということです。これは観光地のハワイであるがために、観光客を狙った犯行が多いということが分かります!
楽園のイメージのハワイでこんな犯罪の危険性があったとは、少し驚きです!
ハワイのエリア別犯罪マップ
では次に、危険なエリアはどこなのか?
下の図は、ホノルル市の危険度を色で示したものです。濃い青が安全な地域、白っぽくなるにつれて犯罪件数が多くなります。
犯罪件数が多いエリアをチェックしていきます。
この辺りを少し拡大してみます。
ズームインした画像を見てみると、ハワイを訪れる日本人なら誰でも行くワイキキに加え、ダウンタウンやその手前のエリアも犯罪件数が多いことが分かります。
ハワイの危険な場所は!
では実際に、どの場所が危険なのか?
- 夜のチャイナタウン:昼間に訪れるには楽しい場所ですが、夜は注意が必要です。銃による犯罪などはハワイの他の地区ではあまり心配する必要はありませんが、チャイナタウンではまれに起こる場合があります。警察の努力によりかなり治安は改善されていますが、それでも夜は気をつけた方が良いでしょう。
- ワイキキ:銃などの暴力犯罪はほとんど起こりませんが、歩行者が車に轢かれる事故がよく発生しています。観光客の運転者がわき見運転をしがちなエリアでもあります。信号のない場所で道を渡ることは避けましょう。
- 酔っ払い運転:リゾート地・ハワイではリラックスしすぎたドライバーが多いのも事実です。あなたが飲酒運転をしていなくても、周りの車がしていて交通事故に巻き込まれる可能性がありますので、十分注意しましょう。
- ビーチ:遊びに夢中になって、ガードが下がりがちです。ライフガードのいるビーチに行くことと、貴重品の管理にはしっかり気をつけましょう。
- ワイアナエ:オアフ島の中でも指折りの綺麗なビーチであり、波も穏やかなためシュノーケリングにはもってこいの場所です。しかし、強盗や車上荒らしの多いエリアですので、残念ではありますが行かない方が良いでしょう。
これらの場所へお出かけする際には気をつけて外出しましょう!
自分の行く場所が安全か調べる方法
ハワイに行く方は、ぜひ一度この安全情報サイトで確認しておきましょう!
下の図のように、どこでどんな犯罪が起きているかを知ることができます。
https://spotcrime.com/hi/honolulu ← こちらから
この写真はワイキキ、ダウンタウン周辺にズームした地図です。
見てお分かりの通り、ほとんどの犯罪はTheft(窃盗)とBurglary(侵入盗)であることが分かります。
「観光で行く私に侵入盗は関係ない」と思わないようにしてください。
なぜならこれらの侵入盗は、ホテルなどでも起こり得るからです。
ホテルでも貴重品はセーフティーボックスに入れ、部屋にいる間はチェーンロックをしましょう。
また、もし自分が行くホテル、語学学校、ホームステイ、寮などの住所が分かっている場合は、上部「Address」の所に住所を記入して検索してみましょう。その住所の近辺でどんな犯罪が起きているのかがよく分かります。
ハワイでの日本人の犯罪被害
ではハワイで日本人はどんな犯罪被害を受けているのでしょうか?
在ホノルル日本国総領事館のページに以下の記載がありましたので、引用したいと思います。
2015年7~9月の間に、日本人が凶悪犯罪に巻き込まれた事件としては、ひったくり被害の際に転倒して負傷した事件や、拳銃の様なものを突きつけられて財布などを強取された事件が報告されています。また、一般犯罪としての窃盗被害が21件報告されています。
特に、観光客に人気のビーチ等における車上狙い被害が10件報告されており、全体の半数を占めています。中には、車を離れて10分程度で被害に遭った事案も報告されていますので、たとえ短時間の駐車であっても、車内に貴重品や旅券を残さないよう十分注意する必要があります。
また、ワイキキ地区、アラモアナ地区、チャイナタウンやダウンタウンでは、ひったくりや置き引き被害に遭う例が後を絶ちません。外出する際は、不必要に多額の現金や貴重品を持ち歩かないようにしてください。
今回のまとめ
ハワイはパラダイスですし、実際に街を歩いてみても危険な雰囲気というのはまったくといって良いほど感じません。だからこそ、気が緩んでしまうものです。そして、気の緩んだ我々日本人は、犯罪者にとっては格好のターゲットになってしまうのです。
銃犯罪など命にかかわる事件は非常に少なく、その点では安心できますが、モノやお金を盗まれる危険性には注意する必要があります。その点を頭に入れつつハワイを思いっきり楽しんで、満喫しましょう!
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